【2024年8月】チュラロンコン大学タイ語集中講座 初級3クラス(TH3) 後半の感想

初級3クラス(TH3)が7月からスタートしてから5週間が経ちましたので、その後の感想を書きたいと思います。

目次

初級3の授業内容など

授業内容について

TH3では1つの課を3回の授業で終わらせていき、2課が終わる毎にプレゼンとレビューテストが行われます。

1つの課ではだいたい10行前後の長文読解が3つほどと関連する文法の解説で構成されており、「家族」「旅行」「料理」など馴染みのあるトピックではあるものの、新しい単語が20~30くらい出てきます。

文法自体は初級1,2で習った内容と重複するケースも多いのでそれほど難しくは無いのですが、授業の90%以上はタイ語で説明されるので、ここが今までとは大きく異なる点です。

もちろん質問される時もタイ語で聞かれるので、質問内容が理解できないと適切な回答ができません。

宿題について

TH3では1つの課が終わるタイミングで宿題が出るだけで、TH1や2の時のように毎日ある訳ではないのでその点は楽です。

宿題の内容は習った単語を使った例文作成、単語の穴埋め、提示された文章内の文法間違いを修正するなど全15問前後なのでボリュームも多くありません。

プレゼンテーションテストについて

2回目のプレゼンは?

2回目のプレゼンのお題は「料理の作り方」でした。

好きな料理でもお菓子でも良いので何か一つ選んで、その料理の作り方を説明するという内容です。

今回は料理方法の手順ということもあり、プレゼンアプリや写真などを使って説明する生徒さんが多かったです。

ちなみに私は「親子丼の作り方」でプレゼンを行いました。

2回目の結果は?

1回目でコツが分かったので2回目のプレゼンでは発音の改善や時間管理が奏功し、結果は以下の通りでした。

以下は上記先生のコメントを翻訳した内容です。

3回目のプレゼンは?

3回目のプレゼンのお題は「印象に残った旅行」でした。

今までに自分が行った旅行先で一番印象に残った場所とその理由などを説明するという内容で、ipadなどで写真のみを見せて説明は口頭でする生徒さんが多かったです。

ちなみに私は「上高地」でプレゼンを行いました。

3回目の結果は?

もう3回目となると慣れてきてかなり余裕も出てきたので、結果は以下の通りでした。

以下は上記先生のコメントを翻訳した内容です。

プレゼンテストでは上記のような資料やデータは基本的に採点の対象とはなりませんが、先生や他の生徒さん達の見る側にとっては理解もしやすいし印象は確実に良いと思います。
説明するこちら側も教室の大型モニターに映して写真を見せながら説明した方がやりやすいし、時間稼ぎにもなるので個人的にはおススメします。

ライティングテストについて

テストとしては8項目の記載条件を含めた文章を紙に書いて約2週間後の17日に提出するという内容ですが、これは時間的な余裕もあるので楽勝でした。(何か所か声調記号を書き忘れたので減点されましたが・・・)

レビューテストについて

2回目と3回目のレビューテストは?

2回目と3回目は、ほぼ1回目のテストと構成は一緒でしたが3回目の最後の問題はフルセンテンスを書く筆記問題に変わりました。

お題は「もし2泊3日の休みが取れたら、あなたはどこに行きますか?またそれはなぜですか?」という内容で3行以上の文章を書くという問題です。

先生からのアドバイスとして「長く書くとそれだけスペルや文法のミスが増えるから3~4行程度で良いので、できるだけシンプルに書いた方が良い。」と言われました。

なお、筆記テストと並行して行われるリーディングテストですが、回を重ねるごとに文章内容が難しくなっている印象で、声調や読み方を間違えると減点対象となります。

単語一つ一つであれば正確に読めても、文章として読んでいくと非常に難しく事前に相当練習しておかないと本番でスラスラと読むことができないので注意が必要です。

レビューテストの結果は?

どちらも7割はキープできたので安心です。

後日、先生から解答用紙をリーディングテストの結果も含めて見せてもらえるので、どこで間違えたか確認することができます。(リーディングテストについては読んだ後ですぐにその場で指摘されます)

初級3クラス後半の所感

何といっても初級2との一番の違いは、授業がほぼタイ語になってきたことが一番大きいです。

正直に言って先生の説明が半分以上分からないことも多々あるので、このままで良いのか危機感を抱いています。

他のポイントとしては、プレゼンテーションテストがあることで人前でタイ語を使って説明する機会が得られるので、これは凄く大きな経験になりますし、プレゼンをタイ語で作る上で今まで習った文法や単語を駆使して5分間のストーリーを作る作業も非常に勉強になると思います。

TH3では毎日の宿題が無い代わりにプレゼンの準備をしないといけないので、期間中はずっとプレゼン内容を考えたり、文章を作ったりしている感じです(笑)

ただ、プレゼン発表の翌日がレビューテストというのは結構キツイです。プレゼンのお題は早めに通知されるのでもらったら直ぐに作成に取り掛かって完成させておかないと、レビューテストの勉強ができなくなってしまうからです。

また、クラスメートとは「あれ、まだ私たち初級クラスだよね?先月タイ文字を習ってやっと読めるようになったばかりじゃなかったっけ?」とお互いに話しながら、チュラ大のCTFL(インセンティブタイ)コースのスパルタ方式に驚いています。

クラスが一つ上がるだけで想像以上に授業レベルが上がるので、試験の結果だけで見ればTH3を卒業はできると思いますが、会話スキルが不足している自覚があるので、そのまま次の中級4に進級して良いのか真剣に検討したいと思います。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • おはようございます。

    TH3の詳細な内容をありがとうございました。正直言って、TH2でヒィヒィ言っている身には、こんなにレベルの高いことを来月こなすなど、とても信じられません。トモさんのような先達がいるのはとても心強いのですが、1クール(2カ月)間を開けた方がよかったかと思ってしまいます。

    それにしても見事なパワーポイントですね。素晴らしい!流石、元นักธุรกิจ!

    • コメントありがとうございます。
      私もTH3に上がって直ぐにプレゼンをやらされるとは思っていませんでした(笑
      TH2で文字の読み書きは何とか出来るようになったとしても、ヒアリングスキルと瞬間タイ作文能力を鍛えて無かったのでTH3で苦労しています(泣
      プレゼンは私的には勉強にもなるし大変ですけど楽しいです。

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