【2024年8月】チュラロンコン大学タイ語集中講座 初級3クラス(TH3)を受け終わった感想

7月1日からスタートした初級3クラスは8月14日の最終テストをもって終了し無事に卒業できたので、6週間授業を受けた感想を書きたいと思います。

目次

プレゼンテーションテストについて

4回目のプレゼン内容は?

4回目のプレゼンのお題は「印象に残った娯楽」でした。

自分が印象に残った映画、音楽、TVドラマシリーズ、本やアニメなどとその内容や理由などを説明するという内容で、ipadなどで写真のみを見せて説明は口頭でする生徒さんが多かったです。

ちなみに私は「ドラえもん」でプレゼンを行いました。

ドラえもんであればタイでもダントツの人気ですし、「他の生徒さんでも知らない人はいないだろう」という前提でお題を選択しました。

他の生徒さんたちは自分の好きなアイドルや自国のドラマなどでプレゼンをされていましたね。

4回目の結果は?

以下は上記先生のコメントを翻訳した内容です。

プレゼンテストを休むことに対して

今回で4回すべてのプレゼンが終わりましたが、プレゼンの日だけ休む生徒さんもいました。

確かにプレゼンだけの点数を考えればTH3では全テストのわずか10%しか配分が無いので他のテストでカバーは可能だと思いますが、4回分全てを休むと4×3=12時間分をロスすることになり出席率に影響が出てきます。

ただ、この先次のレベルTH4以上に進む場合、プレゼンテストの点数配分も増えて来るらしいので避けて通ることはできなくなると思われます。

確かに原稿を作るのも大変な上に他の人達の前で話すことは緊張もしますし、ましてやタイ語でしゃべらなくてはいけないので発音も上手くないので恥ずかしい気持ちにもなると思います。

私も含めてみんな下手なりにつっかえながらも一生懸命しゃべっているのでお互い良い刺激にもなるし、何より他の生徒さんがどんな興味を持っているのかを知ることができて、後でその話題で話し掛けたりすれば仲良くなるチャンスでもありますし、せっかく用意された機会なので積極的に参加した方が良い経験になると思います

2回目のライティングテストについて

2回目の筆記テストのお題は「もしあなたの外国人の友人を丸一日どこかに連れて行くとしたら、どこに連れていきますか?それは何故ですか?」という内容で、これも指定された用紙に6行以上の文章を書いて提出しました。

結果は?

レビューテストについて

最後の4回目のレビューテスト内容は、3回目と同様の形式でした。

レビューテストの結果は?

今回も7割をキープできたのでホッとしました。

最終テストについて

最終テストの前日8月13日に最終テストのサンプル問題30問(本番では60問ですが、サンプルでは半分程度)を練習する日がありました。

最終テストの内容について

最終テストの内容は全て4択問題で9:00からスタートして全問終わり次第、帰宅してOKですが、私は2時間30分掛かり今回も正直かなり疲れました。(レビューテスト時にはあったリーディングテストはありません)

最初のリスニングパートは、質問と回答の選択肢のみがテスト用紙に書かれています。

【Part1】Listening 15問
Short Conversation:二人の登場人物の2往復の会話を聞いて質問に答える
Long Conversation:二人の登場人物の3往復の会話を聞いて質問に答える
Monologue:一人の登場人物の30秒程度の会話を聞いて質問に答える

問題用紙が配られた後、15分間の猶予が与えられその間に質問と回答の選択肢を読み込んでおきヒアリングに臨むわけですが、15分間の間に全部の質問と選択肢(もちろんタイ文字)を読んで把握するのは、ある程度、単語が分からないと結構大変です。

また、実際のヒアリング問題もこれまでの授業では一切触れてこなかった内容なので、ある程度自分で事前に対策をしておかないと聞き取ることができないと思います。

【Part2】Vocabularly and Grammar 45問
文章穴埋め問題:書いてある文章に最適な単語を選ぶ1問1答形式
長文読解問題:長文を読んで質問に対する最適な答えを選択する選択形式
・単語並べ替え問題:問題に記載してある複数の単語を使って正しい文章を作成する記述形式
文章作成問題:問題に記載してある文章の一部を単語や文章を使って完成させる記述形式
文章記述問題:特定の話題に対する自分なりの意見とその理由を4行以上のフルセンテンスで記述する

最終テストの結果について

今回の最終テストは試験中に「これはヤバいかも」という自覚があったくらい出来が悪かったのですが、結果は予想通り6割弱しか点数を取れていませんでした。

出来が悪かった理由は単純で「テキスト内の単語の暗記をさぼっていたこと」が原因です。

今回のTH3ではプレゼンとレビューテストでのリーディング問題にプライオリティを置いていたので、授業で習った単語などの復習が圧倒的に不足していました。

これは当たり前の話ですが「単語の意味を覚えていないと文章を読めてもその内容が理解できないので問題が解けない」という単純な理屈です。

TH3でのトータル成績は?

これで全てのテストが終了したので、テスト毎の結果は以下の通りです。

・プレゼンテーションテスト×4回 各2.5点×4=10点満点 ⇒ 結果は8.875点
・筆記テスト×2回 各5点×2=10点満点 ⇒ 結果は9.45点
・レビューテスト(授業6回毎に行われる)×4回 各10点×4=40点満点 ⇒ 結果は29.81点
・最終試験×1回 40点満点 ⇒ 結果は23.2点
トータルで100点満点中60点以上で進級可能 ⇒ 結果は71.335点

最終試験の点数はあまり良くありませんでしたが、プレゼンと筆記テストなどで点数を稼いでおいたので結果的には71.335点で何とか無事に次の中級4(TH4)へのキップを手に入れることができました。

最後に

TH3クラスではやはりプレゼンテストがあったことが一番印象深いですね。

5~6月の初級2クラスでタイ文字全般を学習し後半で短文や単語を読む練習を行ったわけですが、7月から始まったTH3でいきなりプレゼンをさせられるとは予想していなかったので始めは戦々恐々としていましたが、いざやってみると楽しかったですね。

授業で習った単語や文法を駆使しながら、聴衆にも理解してもらいやすい文章を作成するという練習を繰り返したことで自分なりにも文章作成能力の向上につながったと感じています。

一方で、TH3では授業での先生の説明がほぼタイ語で行われますし、質問もタイ語で話さないと怒られますので自分の語彙力の無さと会話スキルの低さを自覚した時期でもありました。

やはり「試験で点数を取って進級すること」と「タイ語の会話スキル」は必ずしも比例しないので、私としてはこのまま9月から中級4に進むことは止めて、9,10月はこれまでに学習した初級1~3を再度復習し直した上で11月から中級4を受講することに決めました。

コメント

コメント一覧 (5件)

  • はじめまして。さかえと申します。
    トモさん(とお呼びしてよろしいでしょうか。)TH3無事修了、おめでとうございます!
    私も現在、オンラインではありますが、チュラのTH5が修了したばかりです。
    トモさんのブログ内にあった、TH3で作成したプレゼンテーションを拝見させていただきましたが、僭越ながら、本当にすごいと思います。
    私は英語ができないので、他のバンコクのタイ語学校で初級(日常会話程度)を勉強したことがありますが、正直、他のタイ語学校の初級では、あそこまできちんとしたタイ語を使ったプレゼンテーションは作成できないと思います。
    タイ語を勉強し初めて数ヶ月であのレベルに到達できるのは、このインテンシブタイだからこそだと思いますし、自信を持っていいことだと思いました。
    1ターム開けてからまた再開するということで、引き続きタイ語勉強、お互いに頑張りましょう!!
    また、私は「猫のように暮らしタイ」というブログ運営をしているのですが、このチュラのタイ語コースの事も、トモさんのように紹介しています。
    私はTH5から入ったので、ぜひトモさんのTH1-3の経験談を、シェアしたく、私のブログ記事にトモさんのブログ記事のリンクを貼ってもよろしいでしょうか。
    トモさんの記事はとてもわかりやすくて、また、私の読者様もこのチュラロンコン大学のタイ語コースに興味を持たれてる方が多くいらっしゃいます。
    そういった読者様に、貴重なトモさんの体験を、ぜひシェアしたいと思いました。
    長々とコメントを失礼いたしました。
    良かったら、私のブログも覗いてみてください。

    • コメント頂きありがとうございます😊

      ぜひ、リンク貼っていただければと思います。

      さかえさんのブログも拝見させていただきますね。

      • 早速、トモさんのブログのリンクを、「サイト」欄の記事に貼らせていただきました。
        ありがとうございます!

  • Thai 3 お疲れ様でした。私も14日のThai 2 Final Examination(85問)で泥のように疲れてしまい、この3日間タイ語の勉強を放棄しています。今日あたりから少しずつ復習に取り掛かろうかと。

    文法もさることながら、単語を覚えないと、試験での高得点が望めないのは、トモさんご指摘の通りですね。タイ文字の単語を見て意味がわかるのと、日本語で思いついた単語を正確にタイ文字で表記できる両面が必要でした。しかしながら、ネックレス、便秘、眩暈、ラフティング、蠍、救急箱、詐欺など、自分では今後もまず使わないだろうと思われる単語もポロポロ出てくるので、どのような基準で教科書に選ばれているのか気になるところです(苦笑)。

    私のクラスメイトには、1年間でThai 1から6まで、一気に頑張る計画の人もいますが、私は消化不良に陥る可能性大。Thai 3が終わったら、復習を兼ねて暫く間を開けようと思っています。

    • Leoさんも本当にお疲れさまでした!
      TH2を優秀な成績で卒業されたことを素晴らしいことだと思いますし、脱落者が多い中このハードな6週間を乗り切った私たちは自分を褒めて良いと思いますよ。

      今度のTH3では文章の読み書きがメインになって来ますので頑張ってください!

      私もTH1~6までぶっ続けで受講するつもりでしたが、やはりそんなに甘くは無かったです。。完全に消化不良に陥っています。
      取り合えず半年で初級を完走できたので、一旦休みも兼ねて基礎&語彙力をアップさせた上で中級に進みます。

      これからもお互いに頑張りましょう!

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